水場ではすべての人がルール厳守、無理なら諦めよう
こんばんは。
お盆明けの仕事はじめは、やっぱりバタバタでした。眠くなる隙がなくてよかった 笑
先日、娘と息子を連れて臨時の水遊びスペースに連れて行ったときのお話です。
どういう対応がベストなのかずーっとモヤモヤしてますが、うまく消化できず、でもでも、、、と出した結論です。
臨時の水遊び場での出来事
先日、近所の大き目の公園に臨時の水遊びスペースが設置されたとのことで、家族で遊びに行ったときのこと。
水遊び場には、水深5㎝くらいの未就学児用の浅瀬プールと広さ10m四方で水深40cmくらいの大きめのプールがありました。大きめのプールは、プールの壁面が空気のはいった円柱になっており、人が座ったりできるような形状をしていました。
↑ 私が行った場所ではないですが、ちょうどイメージ通りの画像があったので、参考までに。
この縁をグルグル走りまわる小学生男児がいたのですよ(身長から推察するに小学3年生~5年生くらい)
縁は当然ながら水にぬれてるし、走っているので余計に滑る可能性高そうだし、危なっかしいったら、この上ない。プール内には、たくさんの子供がキャーキャーしながら遊んでいるので、走り回っている男児が滑ってプール側に落ちたら、けが人出そう。仕方なく注意しようと思ったその時、ヘルプマークを付けた親御さんを見つけました。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレール、平成28年12月から、都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院へと拡大して実施しています。
また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
親御さんは、そっと近づいて男児の手を取ろうとはしてくれましたが、男児はその手をとるわけでもなくひらすら縁を走り回ってました。そんな状況でしたが、男児を咎めることはしませんでした。(咎めない事情は分かりませんが)
ヘルプマークだけではどんな対応をするのがベストかわからず、やむなくわが子たちを別場所に退避させました。
この出来事に関する反応
Twitterでヘルプマークなるものがあるというのは事前に知っていたので、対象者に配慮が必要なんだということはその場でわかりました。しかし、水遊び場でルール違反をしている状態でそのマークを見せられて思いやりのある行動を~と言われても、正直、だからなんだという気持ちがわいてしまったのです。
特性があろうと、配慮が必要であろうと、やってはいけないことをしてよいということにはならないだろう、と。
特に今回のシチュエーションは、他の子供を巻き込んでしまう可能性もあり、タイミングが悪ければ頭部同士の接触もあり得たし、上に乗っかってしまったら命に係わる可能性もあったんですよね。
無理やり止めることによってどんな状態になるかはわかりませんが、誰がやってもNGな行為であればそこは保護者が一番適切な方法でやめさせるべきだったのでは?と思うのです。
"特性がある子も、ない子も色々なことを楽しめるとよい"には大賛成。合理的配慮の考え方もよいと思います。
でも、危険につながる行為については、すべての人がルールを守る。守れないなら諦める。それは差別でもなんでもなく、当たり前のことなんじゃなかなと思います。
特に水が絡むと危険度が増しますから!(最近の水難事故のニュースの多さったら・・・です)
遊ぶなら全員が最後まで楽しく「安全に」過ごせるといいなーと思います。
ではでは。